広告
切り花の品種にディスバッドマムと書いてあることが最近、多くなってきたと感じましたので、華道家が要約解説させていただきます。
広告
まずは結論
ディスバッドマムとは「1輪咲きの洋ギク」のことです。
なので代表的なところで言うと「ピンポンマム」などもディスバッドマムに分類されます。
様々な品種が出ては消えている切り花の業界で菊の種類も豊富になり、1輪咲きの洋ギクを区別する言葉が必要となったために作られた言葉だと思われます。
ディスバッドの意味
disbud(ディスバッド)は、単語を分解すると
除去するという意味の「dis」と、脇芽という意味の「bud」となります。
脇芽が付いているとスプレーマムのように枝分かれして数輪の花が付いている状態になるため1輪咲きの菊として成立せず、日本の1輪咲きの菊もディスバッドマムとは呼ばないため。
「脇芽を除去した1輪咲きの洋菊」=ディスバッドマム
このように理解するとピンポンマムなどの洋ギクがディスバッドマムと呼ばれている理由が記憶に残りやすいかと思います。
─────
今回の記事は以上となります。
何か分からないことが有ればコメントいただけますと記事に追加する可能性もありますので、お気軽にコメントいただければと思います。
ご高覧いただき、ありがとうございました。
広告