生け花

華道家の私がケガをしない事にこだわる3つの理由

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前回、前々回とケガの事について投稿しました↓

剣山でケガをしない挿し方

アジサイの樹皮は滑りやすい【ケガ注意】

人によっては心配し過ぎでは?と思われるかも知れませんが実は大事な理由があるのです。

1.パフォーマンスの低下

手や指をケガすればケガを気にして作業をすることになり最大のパフォーマンスが出せなくなったり、いつもなら簡単に終わっていた作業に余計な時間を割くことにもなりかねません。

2.作業態度

フラワーアレンジメントの国家資格にフラワー装飾技能士というものが有ります。

その実技試験の採点基準に作業態度というものが有りケガをすれば減点される審査方式でした。

国家資格の1級技能士と言えばどの業種でもプロレベルの能力が試されます(花以外にも技能士と言われる方はいらっしゃいます左官や大工さんなど2021年6月現在で全130種)。

その審査基準にケガという項目があったことでプロはケガをしてはいけないと思いました。

3.1つの技術として

花に限らず遊びやスポーツ、工芸などで道具や体の使い方を間違えば大きな事故に繋がることはよくある話です。

花は競技ではありませんが美しさを目指す技術の中にケガを極力避けると言うことも大切な技術であると思います。

あとがき

ケガ予防の技術を学び作品の質も高めていくことで安全で楽しいフラワーライフを送っていただけますよう心から願います。

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ふらいけ
この記事を書かせていただきました。 華道家をしている「ふらいけ」と申します。